坂越の船祭り

坂越の船祭り(さこしのふなまつり)は、兵庫県赤穂市坂越にある大避(おおさけ)神社の秋の例祭で、毎年10月第2日曜日に開催されます。​この祭りは、航海安全を祈願する伝統行事で、2012年に国の重要無形民俗文化財に指定され、瀬戸内三大船祭りの一つとして知られています。

祭りは、大避神社での神事から始まり、神輿や獅子舞が参道を練り歩き、浜辺へと向かいます。​神輿は「バタ板」と呼ばれる足場を使って船に移され、櫂伝馬(かいてんま)と呼ばれる手漕ぎの和船が先導する船団が、国の天然記念物である生島の御旅所まで巡航します。​船団は、神輿船、獅子船、頭人船、楽船、歌船など十数隻で構成され、雅楽や御船歌が奏でられる中、海上を進む様子は「海の大名行列」とも称される壮麗な光景です。​