写真

五感を記録する    English

「写真を始めないか?」私と写真の出会いは、東芝姫路絵画部で石膏デッサンを描いていた頃、写真家 関本寿男氏に声をかけられたことがきっかけである。

1980年から写真を始めた。絵の真似をしない、構図を撮るとき考えない、綺麗な写真に溺れない等、写真には、写真の表現がある。

時がたてば全て過去のものとなり記録となっていくが、 写真は、今という現実をそのままプリント表現できる面白みのある芸術である。生活描写をする際、 五感を信じてシャッターを切っていく。

カメラを握ると写真に対する熱い情熱が湧きあがるのを感じる。絶妙のタイミング、アングル、レンズワークで写真の世界が広がってゆく。 渡辺勉 著の「写真・表現と技法」が、私の表現の原点のような気がする。生活、風土、祭りを撮ることは、日本人の心を表現出来ることだと信じている。また、かすかに感じるものを抽出し、人の心に刻まれるような一枚を今日も撮り続ける。